教育支援体制
キャリアラダーと社会人基礎力を中心に教育を行っています
目指す看護師の育成に向け必要な研修を準備しています
スタッフが自分で看護師としてのキャリア形成に合わせて必要な研修を選択します
山口ろうさい病院看護部では患者の主体性を尊重し
生きる力を支えることができる看護師を育成します
- 院内では看護実践能力として「ニーズを捉える力」「ケアする力」「協働する力「意思決定支援」の4つの力に加え、ろうさい病院としての使命である「勤労者看護」と看護専門職としての「マネジメント「自己啓発・研究」の7つを教育しています
- 組織人として働く力を養うために社会人基礎力にも力を入れています
ラダー | 到達目標 | |
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看護実践能力 | 看護実践能力 | |
Ⅰ |
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Ⅱ |
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Ⅲ |
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Ⅳ |
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Ⅴ |
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- 各種学会や看護協会等の参加を奨励しています
- 機構本部でも「中堅看護師研修」や「教育担当者研修」など様々な研修にも参加可能
- 病院長の推薦により他ろうさい病院へ派遣交流制度を用いて学ぶことも可能
- 病院長の推薦により認定看護師・専門看護師・診療看護師などの長期研修受講も可能
- 特定行為研修の協力病院であるため、仕事をしながら資格取得が可能
新人教育
集合研修(OFF‐JT)と部署での教育(OJT)を組み合わせて教育を行っています。また集合研修(OFF‐JT)の中には、より現場に近い状況設定を行ったOSCEを取り入れています
部署でのセル看護提供方式に沿って、隣接する病室の先輩がその日のペアリングを組む先輩です
先輩と相談しながら、一日の看護スケジュールを実践します。ブロックにはブロックリーダーがいます。リーダーの看護実践も見ながら学びます
1年間を通して、チューターが生活面や精神面の、実地指導者が看護実践能力のサポートを行います
何でも相談しましょう
4月
病棟の1日の流れを知りましょう
効果的な情報収集の方法を習得しましょう
- 入職オリエンテーション
- 採血の研修
5月
指導を受けながらパスの患者などを受け持ちます
- 静脈注射についての研修
- 輸液ポンプの取り扱い
6月
夜勤の見習い勤務を行い業務の流れを把握します
休日日勤業務を行います
- 輸血の取り扱いができるようになろう!
7月-9月
3交代夜勤をしながら生活のリズムがつかめる
- 心電図の読み方
緊急を要する不整脈を知ろう!
10月-12月
指導を受けながらタイムリーは報告ができるようになる
- レントゲンの見方を学ぼう!
1月-3月
他部署で経験したことがない看護技術を学ぶ
患者の状態でのスケジュール変更について学ぶ
- もうすぐ2年目!
フォローアップ研修
当院で働く看護師の出身校
当院に働く看護師は「山口県内からの地元就職」と「関門大橋を渡った福岡県」からの就職が多いです(過去3年)
trainings
看護師特定行為研修
労働者健康安全機構は特定行為に係る看護師研修制度の指定研修機関です。山口ろうさい病院は、協力機関として職員の研修を実施しています。「創傷管理」「救急集中」「感染管理」「糖尿病ケア」「栄養」の5領域に加え、2022年度より「感染管理」「麻酔領域パッケージ」を新たに追加して研修を行っています
看護師として5年、当院に2年の勤務経験がある方は受講可能です
DMAT・災害支援ナース
DMATとは発災後に救命医療を担う災害医療派遣チームです。大地震及び航空機・列車事故などの災害時に被災者の生命を守るため、被災地に迅速に駆けつけ、救急治療を行うための専門的な訓練を受けた医療チームです。当院では7名の看護師・助産師がDMATに登録しており、熊本地震の際も出動しました
災害支援ナースとは、被災した看護職の心身の負担を軽減し支え、被災者が健康レベルを維持できるように、被災地で適切な医療・看護を提供する役割を担う看護職のことです。当院では12名の看護師が都道府県看護協会に登録しています